本の街といえば,神田神保町です. 東京,秋葉原,新宿からなら,JR中央線・総武線のお茶の水駅から徒歩が便利. 渋谷,日本橋からなら営団地下鉄半蔵門線の神保町駅下車すぐです. 世界的にも有名な本の街で,古本屋が, 本が日の光で傷まないように道(靖国通り)の北側に, ずらっと並んでいる様は壮観です. 日曜日に閉店の店が多いのが難点ですが,最近は営業するところも増えてきました.
神保町で一軒選ぶなら,新刊書店ですが,三省堂神田本店です. 東京でも代表的な書店です. 「新明解国語辞典」などの出版元としても有名ですね. 老舗・大規模書店の意地を感じさせてくれます. どちらかというと文系的な本に強いようですが, 理系書も充実しています. 洋書,海外地図,書評,SFのコーナーなどもあります.
新刊書店でもう一軒選ぶなら,書泉グランデです. 理工書,コンピュータや鉄道なら書泉グランデですが, 柔らかめのアニメや同人誌なら姉妹店の書泉ブックマートです. グランデのコンピュータ書は充実していますが, 最近は秋葉原の書泉ブックタワーのほうが充実しているかもしれません. 文庫を買うなら書泉,といわれるほど,文庫カバーやしおりはかわいいものをつけてくれます. というわけで,文庫本のファンタジーはついついここで買ってしまいます.
古書店については,とにかく丹念に見て歩け,ということになります. あえて一軒挙げるなら,明倫館書店です. 理工系書籍が広く揃っており,さらに他店に比べて安価です.
毎年,文化の日ころに開かれる古本祭りは必見です. いろいろな出版社のブースには,倉庫から出てきた掘り出し物が並び, 古書にもおもしろいものが出ていることがあります.