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*芦奈野ひとし「ヨコハマ買い出し紀行14」(完結巻)
-FrontPage --> MakisimaDiary --> 2006.05.23
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帯に曰く「12年分の思いが詰まった完結巻.コーヒーブレイクのおともに....」
友人に紹介された友人が熱烈なファンでした.
一体どんなまんがなのか.
第一巻の作者のことば.
>>お祭りのようだった世の中がゆっくりと落ち着いてきたあのころ.
>>のちに夕凪の時代と呼ばれるてろてろの時間,ご案内.夜の前に,あったかいコンクリートにすわって.
海水面が上昇し,人がどんどん減っている時代.
ヨコハマに近い,とある岬にある Cafe Alpha.
アルファさんは,とても人に近いロボット.
たそがれの時代の景色がえがかれる.
第1巻で登場した子供はやがて大きくなり,
第14巻では親になり,その子供が登場する.
ロボットのアルファさんは変わらぬ姿,そして心は少しずつ変化している.
人々の思い出が大地に残り,
営みがアルファ型のロボット達に引き継がれていく.
そんな,てろてろの時間もこの14巻まで.最終話.
--(
お祭りのようだった
世の中が
ゆっくりと
落ち着いてきた
あのころのこと
のちに
夕凪の時代と呼ばれる
てろてろの時間
つかの間のひととき
ご案内しましょう
夜が来る前に
まだあったかい
コンクリートに
すわって
人の夜が
やすらかな時代で
ありますように
--)
- 芦奈野ひとし,「ヨコハマ買い出し紀行14」アフタヌーンKC 1176, 2005.05.23, 講談社, ISBN4-06-321176-2
- 芦奈野ひとし,「ヨコハマ買い出し紀行1」アフタヌーンKC 1050, 1995, 講談社, ISBN4-06-321050-2
(2006.05.23 [[librarian]])
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関連記事: [[MakisimaDiary20060616]] 「ヨコハマ買い出し紀行」の時間の流れ
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