mimeTexをWordPressのプラグインなしで使う方法 では makisima.org 上の mimeTeX を直接動かしました。今回はさらに WordPress から使えるように wp-latexrender プラグインを設定しました。参考にしたのは、
mimeTeX の WordPress 用プラグインには、mimeTeX の本家 mimeTeX quickstart からリンクが張られている anlak の dahnielson_mimetex.php もありますが、こちらは本家の公開サーバ上の mimeTeX を利用するプラグインです。
せっかく makisima.org で mimeTeX が動いているので、自前の mimeTeX を利用するプラグインを使います。wp-latexrender パッケージに含まれている mimetex 用のプラグインを使います。
上記サイトを参考に試行錯誤しましたが、
一応、表示されましたね? このページを表示した時点で、数式画像になっていれば mimeTeX とプラグインが動作中ですが、動作していないときは LaTeX のソース表示になります。「’」や「”」が化けるなど、いろいろ癖はありそうです。
mimetex.php の21行目、$system_disabled=0;
を $system_disabled=1;
に変更したら動くようになりました。
パッケージを解凍すると現れる wp-latexrender フォルダ内の index.php は削除することにしました。サイト全体の設定がディレクトリ インデックス拒否になっているので不要です。index.php があると、その内容が表示されます。index.php を残すかどうかはサイトのセキュリティに関する方針次第です。上記の参考にしたサイトでは mimetex.php と mimetex-plugin.php の二つだけコピーしろと書いてあって、はじめからそうすればよかったわけです。
生成された数式の gif 画像の所有者、パーミッションがおかしいという問題がありますが、原因究明と対処に時間がかかりそうなので、しばらく放置です。
(11/6追記) この問題は、system() が使えないか予期せぬ動作をしているために発生したようです。 $system_disabled=1;
にしたら発生しなくなりました。画像ファイルの所有者がユーザではなく apache になって削除できなくなりましたが、ディレクトリごと削除できました。また、実は $system_disabled=1;
では画像ファイルを生成せず、画像のためのサブディレクトリも不要です。(詳しくは 次回 )
(2010.11.05, 2010.11.06)