タグ: 天文

  • スピカ食

    2024年12月25日 午前3時16分ころから4時13分ころ、スピカ食がありました。先日の土星食では、月の暗縁に土星がじわじわ潜入していくのが光度の変化として見えていましたが、スピカ食の出現ではカメラのモニタに突然光が現れました。大きさのある惑星と点状の恒星でずいぶん違うことを実感しました。

    スピカ食の前。2024年12月25日 午前3時14分30秒
    スピカ食の前。2024年12月25日 午前3時15分47秒
    スピカ食、潜入(ぎりぎりスピカが見えています。うちの機材の限界)。2024年12月25日 午前3時16分58秒
    スピカ食、出現。2024年12月25日 午前4時12分34秒
    スピカ食、出現後(露出時間長め)。2024年12月25日 午前4時13分7秒

    CANON EOS 9000D、3 BEACH DIGITAL 60E 600mm F12、ISO 6400。シャッタースピードは上から、1/100、1/100、1/100、1/100、1/20 s。トリミング、縮小。今回は忘れずにカメラの時計を合わせました。

    (2024/12/25)

  • 土星食

    2024年12月8日、土星食がありました。晴れていて観測日和でした。

    土星食の前。2024/12/08 18:19:15
    土星食 潜入しつつあるころ 2024/12/08 18:20:54
    土星食 潜入の終わりころ 2024/12/08 18:21:19
    土星食 出現のころ 2024/12/08 19:00:49
    土星食 出現後 2024/12/08 19:03:28
    土星食の後 2024/12/08 19:08:26

    CANON EOS 9000D、3 BEACH DIGITAL 60E 600mm F12、ISO 6400。シャッタースピードは上から、1/20、1/200、1/320、1/320、1/250、1/200 s。トリミング、縮小、画質圧縮。カメラの時刻を合わせるのを忘れていて、画像の EXIF は2分1秒遅れています。

    (2024/12/08)

  • いるか座の新星 Nova Delphini 2013

    いるか座の新星 2013 (2013/8/18)

    いるか座の新星 2013 位置

    いるか座の新星が埼玉から見えました。新星を見たのは初めてです。私の肉眼(眼鏡)ではカシオペアがぎりぎり見えるくらいの光害の空なので、8×42 の双眼鏡です。この双眼鏡では7~8等星くらいが見えているようです。天頂近いと暗い星までわかりますね。

    見つけ方ですが、まず、夏の大三角のアルタイルはすぐにわかります。双眼鏡で少しずらすと、いるか座の特徴的な集団が視野に入ります。アルタイルといるか座から、や座を探します。や座を延長して、矢の先端の星と新星が双眼鏡の同じ視野(使用したのは約6°)内に入ります。いるか座とや座をそれぞれ延長した先の交わる辺りという見つけ方もあります。新星のすぐ近くに 5.7 等星があります。8/17~8/18 では、この 5.7 等星よりだいぶ明るく、5.0 等星くらいだったそうです。天の川が見えるようなところなら肉眼で見えますが、お天気が問題です。

    写真は無理かなと思ったのですが、やってみたら一応は写りました。新星はやや左上、いるか座が左下、や座が右上、右下はアルタイル。Canon EOS Kiss Digtal N、EF-S 60mm、F3.2、3.2秒、ISO 800。三脚で固定撮影です。月齢11.6。

    参考リンク

    素晴らしい写真やきちんとした解説はネットを探すとたくさん見つかります。

    (2013/8/18)

    追記

    (2013/8/19)

  • 水星・木星・金星 (2013/5/25)

    木星・金星・水星 2013/5/24 木星・金星・水星 2013/5/24

    (木星・金星・水星。2013/5/24 19:37。埼玉県北本市の荒川河川敷、荒井橋の近く。CANON EOS Kiss Digital N、焦点距離 60 mm、ISO-800、f/2.8、1/3秒)

    水星、木星、金星が夕方西の低い空に集まってきています。

    写真は左が撮影したまま、右はトリミングして3つの惑星のあたりを拡大したもの。左上の明るい星が木星、下の方の明るいのが金星、金星の少し右にかすかに見えるのが水星です。水星は金星を位置の目安に肉眼(メガネ)でぎりぎり見えるくらいでした。快晴でしたが、低い空は白っぽくて遠くの山が見えていませんでした。

    日没の太陽の位置を目安に惑星を探していたのですが、真後ろに真ん丸な月(翌日昼に満月)があって、太陽と満月はちょうど反対側にあるのだなと実感したのでした。広い河川敷で遠くまで見渡せるからこその経験でした。

    (2013/5/24)

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