サーバトラブル(2)

ウェブサーバのホスティング会社によると、

障害が発生したハードディスクより、データをコピーした上で、サルベージ、リストアを実施、新しいハードディスクへ移行、交換

RAID1構成で2台とも新品のHDD

だそうです。古い方の HDD もおそらく RAID1 なのでしょうが、ミラーリング(二重化)でも壊れるときは壊れるんですね。

しっかり

一部お客様サイトのシステム情報が欠損 … 手動で修正

のほうに入ってしまったので、復旧が遅くなりました。真夜中に問い合わせたら修正されたので、エンジニアが待機していたんでしょう。ご苦労様です。

とはいえ、物理的には新しい HDD で安心ですが、論理的に元通りになったのか? 支障がない状態に復旧したのか? という疑念がわいてきます……。

サーバの引越しを行なうかもしれません。

そうそう、その前に、バックアップをとっておかなければ! しばらくバックアップをおろそかにしていたので、あせりましたよ。

(2012/10/05)

 

「サルでもできる料理教室」

清水ちなみ and OL委員会、「サルでもできる料理教室」、幻冬舎

短いレシピのメモがひたすら書かれています。本文のはじめに曰く、

その場で崩れ落ちそうなほどハラがへったとき――。
もちろん、そんなとき、台所に立ってちゃんと料理する元気などあろうはずがありません。

どっか食いもの屋に入る、弁当やパンなど買って食べる、菓子をつまむなど、いくつか選択肢はありますが、でも、その場で崩れ落ちそうなほどハラがへることが頻繁にあるとき、「ああ、こんなことしてたらカラダに悪い」なんて思ったことはありませんか?

この「サルでもできる料理教室」は、そんな飢餓状態にあるときでさえ、なんとか作ることができる素晴らしい料理がいっぱいのっています。

最短の時間、最小の手間で最大の「料理っぽい」効果を引き出す

これが、いわゆる”サルりょう”。

おなかがへったらすぐ食べる

これが”サルりょう”の精神です。

もちろん、料理の腕がサル並み、という方が生きていくためには必読の書です

だそうです。

たとえば一番はじめのレシピは

ツナの手抜きサラダ

玉ねぎをみじん切りにしてコーンの缶をあけてツナ缶もあけて塩、コショーしてマヨネーズであえる。

手間いらず、手抜きのサラダさっ!!!

といった具合。各ページに5つ前後、それが延延、270ページです。単純計算で千数百個のレシピですね。数量も方法も細かいことは書いていないので、ある程度は料理ができる人向けといえそうです。慣れない人がひょいと読んでひょいとその通りにおいしく作れるかというと、難しそうなものが多いです。そういう意味では、私はサル未満の料理人です。ほぼ同じ料理がいろいろな表現で繰り返し登場することがあるので、そういうのは定番料理なのだろうと思われます。いろいろな人がいろいろな方法を考えて作っているんだなというのがわかります。おいしいと思うかどうかはともかく、これでも食べられるんだ……というレシピ(?)がたくさん載っています。

この本は

で紹介されていました。

鬱状態、うつ病のときはものを考えられなくなりますし、おっくうで料理を作る気力もなくなります。外出も、外食も、食材の買い出しも難しくなりますが、それでも何か食べなければなりません。そういうとき、あり合わせの保存食でお腹を満たすときのヒントになると思いました。ただし、元気があるときに一通り目を通して、これは、と思うものをチェックして試しておかないと、いざというときに探し出して料理できないかもしれません。うつのさなかには、料理などせずにそのまま食べられるものがいいのですが、さすがにそういうのはほとんど料理本に載らないんでしょうね。「サルでもできる料理教室」、うつでも生きるために、参考にどうぞ。

リンク

続刊もあります

  • 清水ちなみ and OL委員会、「サルでもできる料理教室2 超便利シチュエーション別篇」

(2012/9/27)

FacebookでFirefox不具合の状態

(追記) 2013/1/13 現在、Firefox でも正常に動作するように改修されたようです。 (2013/1/13) Cookieの削除もお試しを。 (2013/2/11)


FacebookとFirefoxの修復 でとりあえず動くようになり、コメントにいただいた情報で 「Cookieを保存する期間」 → 「毎回確認する」で問題が発生することはわかりました。

不具合が起こる状態をまとめておきます。

Firefox 14.0.1(確認時) ~ 15.0 (現在)

「オプション」→「プライバシー」→「履歴」Firefoxに「記憶させる履歴を詳細設定する」→「サイトから送られてきたCookieを保存する」→「Cookieを保存する期間」:「毎回確認する」

この状態で、Facebook にアクセスし、「毎回確認」によって尋ねられる www.facebook.com の Cookie は「許可」に設定。

Facebook にログオンすると、右上の

(アカウント名) 友達を検索 ご意見・ご提案 ホーム ▼

の「▼」(下向き三角)を押してもプルダウンメニュー

広告を作成
アカウント設定
プライバシー設定
ログアウト
――――――――
ヘルプ
――――――――
ナビ

にならず、常に「一般アカウント設定」( https://www.facebook.com/settings?ref=mb ) になります。そのため、「ログアウト」をはじめとして、「アカウント設定」以外のどこにも行けません。(ログアウトできないのが一番困ります)

左上の

facebook 「友達リクエスト」アイコン 「メッセージ」アイコン 「お知らせ」アイコン

の(facebook 以外の)各アイコンをクリックしても反応しません。

「ニュースフィード」上部の「近況アップデート」(今なにしてる?)に書き込もうと(フォーカスを移動しようとクリック)すると、空白ページになります。(ページのソースを見てもなにもなく空白)

「ニュースフィード」に表示されるスレッド(?)が長いときに表示される

コメント9件をすべて見る

などと件数とともに表示されるリンクをクリックすると

エラーが発生しました。
すみやかに解決できるよう作業しております。
戻る

というページが表示されます。明確にエラー表示になるのはこれくらいかもしれません。ほとんどの場合は正常に動作していない(表示されていない)ことが推測されるだけです。HTML で直接書かれたリンクは動いていて、Javascript になっているところが動いていないように見受けられます(Javascript で動いているところもある)。

おもだったエラーは以上のようなものです。2012年8月17日に

この数日、Firefox でログインしたら、様々なエラーが頻発して,まともに閲覧できず、ログアウトもできない状態になっています。

と facebook に書き込んでいて、Twitter でも 8月15日に

Facebookエラー発生しまくり。

とツイートしているので、8月上旬~15日から不具合が起こっています。私は Cookie や Javascript 周りの設定はずっと同じで facebook を使っていたこと、また、他の人のところでも同じような症状を起こしているので、facebook のシステム側の変更で生じた問題と考えられます。Firefox ユーザでも、いちいち Cookie を送ってくるサーバを確認しようなどと思う人は少ないでしょうから、この現象で困っている人は比較的少なく、検索エンジンでもなかなか見つからない状態になっているのではないかと思います。

ということで、facebook にエラー報告してみます。

(2012/9/5)

(追記)

エラー報告してから2週間近く経ちますが、変わりませんね。大勢の人が文句を言えば対処してくれたりするんでしょうかね? 同じようなエラーで困っている人は、ぜひ Facebook に報告してください。

私に関していえば、Facebook 専用に別のブラウザを起動することになるので、アクセス頻度が極端に落ちています。

(2012/9/18)

(追記)

2013/1/13 現在、Firefox でも正常に動作するように改修されたようです。

(2013/1/13)

(追記)

Facebook関係のCookie の削除で動作するようになることもあるようです。☞ 「FirefoxでFacebookにアクセスのためクッキーを削除

(2013/2/11)

(追記)

Firefox はアップデートが激しいので、気が付くといつの間にか動作がおかしくなることがあるようです。動作が変だったら、あるいはOS 再インストールなどを機に Firefox を新規インストールして、必要なファイルだけ上書きコピーしたほうが無難と思います。

(2014/1/5)

Koboの電子書籍をパソコンで表示

しばらく前の話ですが、楽天Koboが話題だった頃、ハードウェアがないのに電子書籍を買ってしまいました。フォーマットが EPUB や PDF だということで、それならどんなパソコンでも携帯端末でも読めるではないかと勘違いしてしまったんですね。Android 用のリーダーはあるし、iOS 用は提供予定ということで、PC 用は当然あるものと思い込んでいました。普通の本で買おうかなぁ、でもちょっと高いかなと思っていたものが、Kobo 電子書籍で安売りされていたので、きちんと確認せずについついポチッと。

Kobo desktop アプリをインストールして、いざファイルをダウンロードしようとしたら…、ローカルにダウンロードできない。でもPCアプリで内容を表示できるよね…と思ったら、買った電子書籍の中身が表示できない。がっくり。対応するつもりはあるようなのですが、Kobo Touch 本体のトラブルや、対応書籍の拡充に全力を注いでいるらしく、なしのつぶてです。

そのままあきらめていたのですが、kobo 日本語書籍をパソコンのデスクトップで表示可能にしている方がいました。

☞ 「日本語版Koboデスクトップアプリでも電子書籍読ませろ! | OSAKANA TAROのメモ帳」 http://blog.osakana.net/archives/2817

英語版では実装済みで、日本語ローカライズで無効にしているようです。さっそく、

nickel.dllにするパッチ(wdiffによる自己実行ファイル)

をダウンロードして実行したところ、

libusb0.dll がない

云々で kobo が起動しません。

☞ 「kobo Touchがインストールできない場合の対処と感想 – ロックTシャツ通販Lyme-Records(ライムレコード)@hatena」 http://d.hatena.ne.jp/lyme-records/20120720/p1

を参考に、libusb0.dll をダウンロードして、上記 nickel.dll と同じ kobo のディレクトリに突っ込みました。こんどは kobo が起動して、ライブラリで選択中の書籍のタブが現れ、文章が表示されました。

縦書きで表示されますが、フォントは横書きのままです。

。 、 「 」 ( ) ー …

などが横書きフォントでおかしくなっています。昔のワープロや \TeX で縦書き代替フォントの指定があったのを思い出します。

デフォルトのフォントは英文フォントなので、kobo の設定で等幅の日本語フォント DFKai-SB にしました。MS UI Gothic にすると横書きカーニングのままで位置ズレが激しく醜くなります。縦書きを横書きにする設定は(少なくとも表には)ないようです。

縦書き表示で横書きフォントなので表示は少々変でとまどいますが、とりあえず内容確認くらいの用途には使えそうです。ルビの表示はうまくいっています。画面キャプチャは青空文庫ですが、買った本も表示できました。当面、これで読めますね。

アメリカSFやIT技術の電子書籍ではどんなプラットフォームでも読めるような形で本が販売されていることもあります。一回の購入で、プレーン テキスト、HTML、EPUB、PDF、その他各種端末形式がダウンロードできるようになっているSFを買ったことがあります。日本語対応のEPUB規格もできたことですし、日本の電子書籍もどんなプラットフォームでも読めるようになってほしいものです。ハードウェアやOS、販売元の都合で読めなくなってしまう本を買おうという気にはなれません。

なお、nickel.dll の改造(差分実行ファイル)や libusb0.dll のダウンロード・インストールは自己責任でお願いします(グレーです)。

(2012/9/3)

(追記)

フォントが DFKai-SB の場合、

。 、 「 」 『 』 ( ) ー …

のほかにも

  • !? が右に寄る
  • 々 がとても小さい
  • ゼロの○が左に寄る
  • っ (促音)
  • II  が右に寄る

の位置や大きさが少々変になります。しょうがないですね。もっとも、読んでいるうちに慣れてきます。

ナビゲーション関係では、

  • → 進む。←戻る。(横書き用の向きなので直感に反する)
  • ページ表示が変化しない(常に 1/1)
  • ハイパーリンクが動作しない(?) (目次がハイパーリンク風だが、跳ばない)

という現象も見受けられましたが、書籍側の問題かもしれません。

いずれにせよ、日本語表示に耐えられないとして無効にされているのを無理矢理表示させているのですから、当然のことです。

(2012/9/13)

(追記2)

上述の nickel.dll をいじる方法は、Koboデスクトップアプリ v3.0.4 (2012/10/04)で使えなくなったそうです。

試しに、読める状態だった旧バージョンを起動してみたら、更新が強制で、更新しないとアプリの終了(ウィンドウを閉じる)すらできない状態でした。

(2012/11/04)

(追記3)

OSAKANA TARO さんによると、Ver. 3.1.0 では設定ファイル affiliate.conf の affiliate=RakutenBooks を affiliate=kobodesktop に書き換えればよいとのことで、やってみたら日本語の本が読めました。フォントは DFKai-SB を再指定しました。

旧バージョンを起動したら、(強制)更新のモードになり、更新をダウンロード・インストールしたところ、nickel.dll は新しいものに上書きされたようです。

(2012/11/8)

(追記4)

PC用のアプリも登場していました。これでまともに読めます。

ところが、書籍自体に5年の期限があるようで……。

もっとも、

には再ダウンロード期限について書かれていないようなので、個別の出版社側(小学館?)の問題のようですが、それにしても困ったもんです。

(2014/5/1)

再ダウンロード期限一覧:

(2014/5/2)