Scribus の前に Ghostscript、その前に TeX (メモ書き)

本家も日本語サイトのインストーラも同じもの。インストーラの段階で日本語に対応しています。予め Ghostscript を入れておけとは警告されないので注意。最初の起動で警告が表示され、readme の HTML でインストール要件(英語)が表示されます。(そんなこと、どこに書いてあったんだよ…?)

Ghostscript については、日本語について注意点があったような気が… やはり、日本語版が別に存在しているようです。Ghostscript は LaTeX で使う可能性があり、そうすると、当然、私は LaTeX 優先なので、先に LaTeX の環境を構築せねばならない。

Microsoft Windows – TeX Wiki
を参照しながら、TeX Live 2014 をインストール。

どういうコマンドを実行しているのかわからないとき、フォント関係は
日本語フォントのセットアップ
が詳しい。結局、「美文書」を読めということになりますが。
とりあえず、IPA フォントだけでも動かせます。

Ghostscript については、やはり日本語 LaTeX 用には角藤版がよさそうに思えます。いざとなれば複数の Ghostscript を共存させることも可能なはずですが。
Ghostscript/Windows – TeX Wiki

TeX が 32 bit 版がインストールされたようなので、Ghostscript も 32 bit 版のほうにする。揃えておかないといけないらしい。最新の 9.14 より 9.10 のほうが無難的なことが散見されるので、9.10 にしておく。

Scribus のヘルプ( F1、英語) Ghostscript – Black Box Magic では Ghostscript は最新版を使えと言っている。

ヘルプの Scribus on Windows によると、

Ghostscript 8.7+ or later

なので、9.10 ならたぶん大丈夫。

ヘルプの Ghostscript – Black Box Magic によると

add the path to the gs exceutable file in the Scribus Preferences.

なので、Preferences(設定)に Ghostscript 実行ファイルへのパスを記述せよということになる。
「設定」→「外部ツール」→「Postscriptインタプリタ」→「実行ファイル名」 のことと思われる。
ここは、環境変数の Path が通っていれば gswin32c.exe だけ記述してあればよいはず。Ghostscript は二種類あるうち、gswin32.exe ではなく gswin32c.exe のほう。右下に
「再スキャン」
ボタンがあるので、Scribus 本体インストール後に Ghostscript をインストールした場合でも、それを押すと検出してくれる。
「ファイル」→「印刷プレビュー」ができれば Ghostscript の呼び出しに成功している。

ついでに、画像処理ツール(デフォルト「gimp」を「変更…」で書き換えておく。ちなみに、GIMP 2 はデフォルトの gimp という記述だけでは起動できないので、フルパスを指定する。

DTPページレイアウト・ソフト「Scribus」の使い方

の解説に従って、日本語を受け付けるように設定します。これをやらないと、日本語文字がまったく使えないようで。

「設定」→「全般」→「ユーザインターフェース」で、「日本語」・「Windows」
「設定」→「ツール」→「テキスト」で、「IPAexGothic」
Scribus を再起動

日本語は、他のメモ帳などで作って、コピペする。一応、その場で IME の入力も受け付けるが使いづらい。

(2014/7/7)

その後放置ですが、備忘録としてメモ書きをそのまま載せておきます。

(2014/8/22)