「日本一の川幅」の荒川河川敷、鴻巣市馬室で恒例のポピー畑です。2014/5/20 に撮影。
NHKさいたまの定点観測カメラ。この映像をニュースで見て、寄ってみました。
ポピー畑より下流側の紫の花はムギナデシコだそうです。鯉のぼりの近く。
再生不能の場合は 直接 MP4 ファイルをダウンロード してください(約6MB)
(2014/5/27)
(動画形式を一部追加) (2014/6/7)
Makisima Library, Vol.3
「日本一の川幅」の荒川河川敷、鴻巣市馬室で恒例のポピー畑です。2014/5/20 に撮影。
NHKさいたまの定点観測カメラ。この映像をニュースで見て、寄ってみました。
ポピー畑より下流側の紫の花はムギナデシコだそうです。鯉のぼりの近く。
再生不能の場合は 直接 MP4 ファイルをダウンロード してください(約6MB)
(2014/5/27)
(動画形式を一部追加) (2014/6/7)
その1(誤認逮捕とPC遠隔操作事件 | マキシマ文庫)、その2(誤認逮捕とPC遠隔操作事件 (2) | マキシマ文庫)に引き続き、その3です。片山祐輔被告が、すべて自分がやりましたと裁判で認めました。
結果的には警察・検察の見立てどおり、片山氏の犯行だったことになります。しかし、その過程では、誤認逮捕を繰り返して無実の容疑者複数に自白させ、片山氏逮捕前後に捜査情報をマスコミにリーク(誤報といえるもの多々)し、裁判前に片山氏を長期間拘束し続けて保釈せず家族と面会禁止にし、弁護側が取調べ可視化で協力するというのも拒否し、等々、「中世司法」が目立つ事件でした。こういうことは、冤罪であろうとなかろうと、やっていいことではありません。
さて、その1とその2のあとの経緯を時系列で列挙しておきます。
2014/5/16 公判中 (11:37) に自称真犯人からのメールが落合洋司弁護士等に届く
今日の11時37分のメール。マスコミ関係者に、かなり送られている。
— 落合洋司 (@yjochi) 2014, 5月 16
自称真犯人からのメール http://t.co/MwHJXTCMey — 落合洋司 (@yjochi) 2014, 5月 16
江川紹子氏がメールを取り寄せて、片山氏に見せる
真犯人を名乗るメールを、午後の法廷が始まる前に片山氏に見せました。その中に書かれている片山氏の行動について「ある、ある」などと反応しながら読み進めていくうちに、顔が紅潮していったのが、印象的でした。
— Shoko Egawa (@amneris84) 2014, 5月 16
会見
2014/5/17 メールの解析
2014/5/19 スマホを埋めて自ら送信かと報道。捜査員が片山氏の行動を確認していた。スマホのDNAと送信記録・通信記録で片山氏が諦める。
2014/5/20 片山氏が自ら犯人と認め、保釈取消。片山氏は自殺を図るが、佐藤弁護士に説得される。
2014/5/22 公判で容疑を認める
おそらくは、このあと、ウィルス作成罪での再捜査、実質的な裁判のやり直し(弁護方針転換)があるものと思われます。
陰謀論的には、片山氏の失踪中に警察・検察上層部と取引があったのではないか(→ Twitter / aruma_zirou: 片山被告は行方不明になっている時間に警察と取引して犯人になっ …、→ Twitter / aruma_zirou: 実際、冤罪事件の被害者を外郭団体に囲い込んで余計なこと言わな … )という妄想もできるようです。私は、自殺と見せかけて暗殺という妄想もしたのですが、これについては、万一真犯人が後で現れると取り返しがつかないのでないだろうという観測のほうが多かったようです。
思い返せば、この事件のはじめのころは興味を持っていませんでした。誤認逮捕が相次いで警察の捜査が酷いと思い始めました。片山容疑者が逮捕され、(報道に反して)証拠らしい証拠がないままに拘束され続け、そんな見込みだけの状況で犯人に仕立てられてしまうことに恐怖を覚えました。ごく普通のレベルの技術者が犯人にされてしまう怖さです。佐藤弁護士の行動や江川氏の記事などで、警察や検察の力の使い方や行動が理にかなっていないことが明らかにされたのも憤りの一因です。その後やっと保釈されて会見に臨んだ片山氏を映像で見た印象は、とらえどころのない、変わった感じで、にこやかにボーっとしていても頭は回転しているらしい、スケープゴードにされそうな人でした。端的に、キモい、と表現した人もいましたが(パソコン遠隔操作事件、その後の雑感: 極東ブログ)、そういう表現が出てくることはわかります。それで、ますます冤罪を疑うようになったのでした。記憶というものは思い出すたびに再構成されていきますし、まだ私自身の感情がつかみきれない状態なので、当時どう感じたかに確証はありません。片山氏は自称ではサイコパス、また、解離性障害と診断されたこともあるようなので、一般的な常識で推し量るのは難しかったのかもしれません。
いずれにせよ、警察、検察、裁判所のやりようは改善してほしいものであります。
この事件にかぎらず一般に、マスコミの報道のありかたにも疑問を感じることが多く、詳細や別解釈を伝えてくれるネットメディアや個人はありがたい存在です。
(2014/5/26)
(追記)
(2014/5/29)
(2014/6/7)
(2014/6/23)
7月8日の報道各社のニュースによると、一連の事件は「捜査終結」とのこと。埋めた携帯からの5月16日の脅迫メールは被害届も出ておらず、捜査書類が東京地検に送付されたが不起訴になる見通し。
(2014/7/9)
関係者によると、最初の作成については公訴時効(3年)が成立。その後に複数回、バージョンアップしているが、検察はこれを作成罪に問うのは困難と判断したもようだ。
(2014/7/9)
(2014/7/11)
(2014/7/19)
(2014/7/31)
(2014/8/19)
(2014/11/01)
(2014/11/6)
東京地裁、懲役8年の判決
江川紹子氏の一連のツイートより:
【PC遠隔操作事件】東京地裁(大野勝則裁判長)は4日、片山祐輔被告に懲役8年(未決勾留日数350日算入、求刑懲役10年)を言い渡した。大野裁判長は、「犯行の経緯、動機、態様、結果などにおいて悪質」「犯行後の情状がよくない」「反省も心もとない」と述べ、「厳しい非難は免れない」と断罪
— Shoko Egawa (@amneris84) February 4, 2015
【PC遠隔操作事件】弁護側はJAL事件について、他の事件と本質は同じとして、ハイジャック防止法で重く処断することに反対したが、判決は、具体的な脅迫メールを送った結果、航空機が引き返したことなどの悪質さを指摘し、「本件は航空機の運行阻害という犯罪累計が想定した典型的行為」と退けた
— Shoko Egawa (@amneris84) February 4, 2015
【PC遠隔操作事件】保釈中に行われた自作自演の「真犯人」メールについて、判決は「保釈中 に行われたものとしては、類を見ない、積極的で悪質な証拠隠滅工作で、何としても刑責を逃れようとする被告人の強固な意思と人格態度が看取される」と厳しく批判した。
— Shoko Egawa (@amneris84) February 4, 2015
【PC遠隔操作事件】弁護側は情状として主張する「自閉症スペクトラム」については、「証拠がない」と。弁護側が鑑定証人を取り下げてしまったため。終盤で反省の姿勢を強調したが、判決は「心もとない」と述べ、量刑上の考慮は「自ずと限度がある」と厳しかった。
— Shoko Egawa (@amneris84) February 4, 2015
【PC遠隔操作事件】弁護側は、4人が誤認逮捕されたことの責任を被告人に負わせることに批判的だったが、判決はそれも被告人の「目論見通りの結果」だとして、「一定の限度内で考慮するのが相当」とした。
— Shoko Egawa (@amneris84) February 4, 2015
【PC遠隔操作事件】また判決は、前回の事件で服役し反省の機会があったのに、手口や態様をエスカレートさせ「犯罪傾向は明らかに深化している」と批判。一方で、JAL事件は、運行阻害の中でも最も重い部類に入る、とした検察側の主張は、「疑問が残る」として退けた。
— Shoko Egawa (@amneris84) February 4, 2015
判決の内容は、とりあえずこんなところ。片山被告は、表情を変えることなく、時々足を動かしたり、口をモゴモゴさせるくらいで、黙って判決を聞いていた。
— Shoko Egawa (@amneris84) February 4, 2015
(2015/2/5)
4人が誤認逮捕されたパソコン遠隔操作事件で、ハイジャック防止法違反罪などに問われた元IT関連会社社員片山祐輔被告(32)を懲役8年の実刑とした東京地裁判決が確定した。検察、弁護側双方が期限の19日までに控訴しなかった。
判決が確定しました。私は、懲役8年は重すぎるように感じています。この事件を大騒ぎにしたのは警察や検察の方だろうと思うのですよね。
(2015/2/19)
あるウェブサイトのバックアップをローカルのテスト環境で動かそうとしたら、WordPress のバックアップが動作するまで大変でした。慣れていれば、どうということのない設定なのでしょうが、メモしておきます。間違ったことを書いているかもしれませんが、あしからず。
WordPress の解説サイトにしたがって実行。
稼働中のサイトのファイル一式を Filezilla でダウンロード。デフォルトではテキストとバイナリが自動判別なので、常にバイナリの設定にしておいたほうが楽。
データベースのダンプは、不要で巨大なテーブルは外しておかないと、phpMyAdmin で読み込めるサイズに収まらない(ことがある)。
仮想マシンに載せる。サーバへのアクセスはローカルのマシンからしか実行できないという前提の状態。
ホストは Windows 8.1 Update、64bit の自作PC
仮想マシンは Oracle VirtualBox 4.3.10
ゲストは Linux Mint 16 (Petra) Mate, 64 bit
メニューから「ソフトウェアの管理」( mintInstall 7.5.2 ) で、Apache、MySQL、PHP をインストール。だいたいの手順は、
ここから多重に間違い設定をして数日間の遠回りをしたが、試行錯誤の細かいことは省略。
ローカルで、 http://dev.example.com/ でアクセスすることを仮定する。example.com にあたるところは、実際には私が実質管理しているドメイン。
phpMyAdmin で、元のサイトの状態のデータベース名・ユーザ名・パスワードで、作成。wp-config.php 参照。バックアップの SQL 読み込み。WordPress 公式の引越しに関する解説を参照。
phpMyAdmin で、データベースの wp_options テーブルの siteurl を http://www.example.com/wp から http://dev.example.com/wp に変更。
ファイル一式を(Filezilla でバイナリ扱いでダウンロードして)適当なディレクトリに置く。例えば、
/home/myusername/dev.example.com/web/
としておく。ここがローカルのウェブサイトのルート ディレクトリになる。WordPress は
/home/myusername/dev.example.com/web/wp/
にあるものとする。これらのディレクトリやファイルは Apache が読み書きできるようにしておく。WordPress から .htaccess の生成や書き換えができる必要あり。ほかにもファイルの書き込み権限が必要なことが多い。
テスト用の URL でアクセスできるように、/etc/hosts ファイルのローカル・ループバックを書き換える。
127.0.0.1 localhost
を、例えば、
127.0.0.1 localhost dev.example.com
のように、ずらずらと追加していけばよい。localhost の IP アドレス 127.0.0.1 で複数のバーチャルホストを運用できる。もちろん、ローカルのテスト環境用で、外向きのサーバではない。
ここに記したホスト名を Apache に設定していく。
設定に関しては、まず、
/etc/apache2/apache2.conf
を読む。debian の conf はかなりカスタマイズされているらしく、次のドキュメントを参照せよと書いてある。
/usr/share/doc/apache2/README.Debian ( *.gz 解凍)
およそのしくみは、 利用可能な設定ファイル群を、dev.example.com.conf といった任意の名前で、ディレクトリ /etc/apache2/sites-available に書いておき、有効にしたい設定ファイルのリンクだけを /etc/apache2/sites-enabled/ ディレクトリに置くと Apache の設定ファイルの一部として読み込まれるようになっている。有効/無効の切り替え(リンクの作成/削除)はコマンドが用意されていて、
名前順で最初に読み込まれるサイト設定ファイル 000-default.conf がデフォルトの設定ファイルで、 /var/www/ にある内容が表示されるようになっている。このファイルは残しておく。バーチャルホストの設定に失敗した時に表示される場所になる。
/etc/apache2/sites-available/000-default.conf
このデフォルトのファイルをコピーして書き換える。ファイル名は例えば dev.example.com.conf としておくが、デフォルトのファイル名より後ろになれば、なんでもよい。コメント行(#…) を除くと、次のような内容。
<VirtualHost *:80>
ServerName dev.example.com
ServerAdmin webmaster@localhost
DocumentRoot /home/myusername/dev.example.com/web/
<Directory /home/myusername/dev.example.com/web>
Require all granted
AllowOverride All
</Directory>
ErrorLog ${APACHE_LOG_DIR}/error.log
CustomLog ${APACHE_LOG_DIR}/access.log combined
</VirtualHost>
<Directory …> … </Directory> は 000-default.conf には存在しない。追加したもの。
Require all granted
については、これがないとブラウザでアクセスした時に「Forbidden」エラーになった。
Apache 2.4 から大きく変わったらしく、検索してみつかりやすいのは 2.2 までの書式。ただし、2.4 でも従来の書式を有効にできるらしいので、2.4 の設定例だからといってそのまま使えるかどうかはわからない。
AllowOverride All
については、これがないと、「パーマリンクの設定」が「デフォルト」以外の時に、ブラウザでアクセスした時に「Not Found」エラーになった。.htaccess が効かなくなるので、mod_rewrite が効かない状態になってしまう。
上記のような内容のサイト設定ファイルを作ったら、a2ensite で有効にして、Apache に読み込ませておく。
sudo a2ensite dev.example.com.conf
sudo service apache2 reload
インストール直後のデフォルトでは mod_rewrite が読み込まれない設定になっているので、有効にしておく。
apache2ctl -M
でモジュールを調べると、デフォルトでは mod_rewrite は読み込まれていないことがわかる。また、
/etc/apache2/mods-enabled
にも存在しない。
/etc/apache2/mods-available/rewrite.load
は存在している。これを有効にする。
sudo a2enmod rewrite
sudo service apache2 restart
なお、このような設定方式は他に、
/etc/apache2/conf-available/phpmyadmin.conf
/etc/apache2/conf-enabled/phpmyadmin.conf
でも使われている。phpMyAdmin のための .conf はここから読み込まれるようになっている。
(2014/5/1)
wp-config.php の下の方に追記すれば、ftp サーバがなくても更新できる。
define('FS_METHOD', 'direct');
upgrade 用のディレクトリは Apache ( www-data ) が書き込めること。どのディレクトリかはエラー メッセージですぐわかる。ローカルの環境ではパーミッションや所有者の書き換えは簡単なので、よしとしておく。
vsftpd などのサーバを入れてもよいが、設定ファイルの編集がやや面倒。
(2014/5/2)
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