昭和三十九年二月
幣原先生から聴取した戦争放棄条項等 の生まれた事情について
— 平野三郎 氏記 —
憲法制定に関わった元首相・外交官の幣原喜重郎が生前にオフレコで語ったということらしい。戦争放棄と象徴天皇制は幣原がマッカーサーの威を借る形で憲法に入れ込んだものだと。さらさらっと、すごいことが縷縷述べられています。
昔から9条の真意がよくわからないと思っていたのですが、こんな覚悟があったんですね。これではアメリカに押し付けられた憲法なんてことは言えません。むしろ、軍事力以上の外交的な武器として日本のためにつくられていたことになります。知りませんでした。(不勉強…)
(2014/1/17)