矢納製菓(埼玉県久喜市)の「徳丸煎餅」、鴻巣駅前のスーパー(エルミこうのす、bloomingbloomy)にありました。一袋398円。隣の鴻巣中央図書館に行った帰りに寄ったら置いてありました。
裏のラベル:
徳丸煎餅
名称 米菓
原材料名 うるち米(国内産)、醤油、砂糖、澱粉、胡麻、アオサ、昆布だし、味醂、(原材料の一部に小麦、大豆由来原料を含む)
内容量 300g
賞味期限 2012.5.14
直射日光および高温多湿をさけて下さい
矢納製菓株式会社
埼玉県久喜市西大輪4-9-6
TEL 0120-082-243
原材料を見てわかるように、スーパーで売っているお煎餅に必ず書いてある化学調味料、アミノ酸、蛋白加水分解物が含まれていません。原料の醤油・昆布だし・ミリンに含まれている可能性がないではありませんが、少なくとも明示的には書かれていません。実際、食べてみると自然な感じに抑えられた調味料の味です。よくある煎餅のアミノ酸まみれなきつい味はしません。矢納製菓のトップページには
米菓は、国産うるち米、醤油たれは天然醸造醤油を使用、化学調味料など一切使用せずにお米の味を引き出した煎餅作りを行っております。
と書いてあります。
たぶん、素朴な味とか、昔ながらの味と評されるのではないでしょうか。お醤油も抑え気味なので、しょっぱさにうんざりすることもありません。おいしいお煎餅です。ただし、一般的な調味料漬けのお煎餅に慣れていると物足りないかもしれません。
昔、北本駅前の道路拡張工事が始まる前、商店街の一角に「北本煎餅」というお店があって、手土産に愛用していました。胡麻をまぶしたお煎餅は賞を取ったことがあるはずです。私はそこのお煎餅が好きだったのですが、どうやら手土産には不評だったようです。食べた相手に微妙な顔をされたり、はっきり不味いと言われたり。結局、そのお店は立ち退きで廃業してしまったようです。
化学的な調味料漬けのお煎餅も好きなので食べますが、スーパーのお煎餅売り場では原材料を眺めて、調味料が自然なものがないかなと探したりします。ときどき調味料を抑えたものを見かけるのですが、しばらく経つと棚からなくなっています。みんなアミノ酸やペプチドの味に手が伸びるんですね。矢納製菓のお煎餅も、一時期は別のスーパーにありました。鴻巣駅前に長くあるといいのですが……
矢納製菓がある久喜市は鷲宮町の隣…ではなくて、今は鷲宮町は久喜市の一部ですね。「らき☆すた」の「柊姉妹の海苔せんべい」なるものも作っていたようです(「「らき☆すた」せんべい また食べたいよ~! 埼玉へようこそ/ウェブリブログ」 )。お味のほうは、そのあたりもご参考にどうぞ。
ぱくぱく、ぽりぽりと食べきってしまってから、あ、写真!と気がついたので、お煎餅そのものの写真がありません。しまった!
(2012/2/16)
追記
こんどはお煎餅を食べる前に写真を撮りました。未開封の状態の写真を一番上に掲載。
(2012/3/5)